オーソモレキュラー栄養療法とは
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生体内に正常にあるべき分子(molecule)を至適濃度に保つ(ortho)十分量の栄養素(nutrition)を、摂取することによって生体機能が向上し、病態改善が得られる治療法(medicine)
オーソモレキュラー栄養療法
~ Orthomolecular nutrition medicine ~
自らの自然治癒力を高め、
病気の進行を防ぎ、症状の改善、
さらに病気の予防を目的とする
※orthomolecularとは、”分子(=molecular)を整える(=ortho)”という意味の米国で生まれた造語で、orthomolecular medicine をわが国では、「分子栄養学」「分子整合栄養医学」と訳すこともある
至適(最適な)濃度
~optimum concentrations 〜
病気などのトラブルが生じた状態を、ある期間で最適な状態(optimum health)に整えるために必要な分子(栄養素)の濃度
- 分子は全て食材に含まれている
- 分子の濃度が細胞の機能を左右する
- 最適な濃度には、個体差が存在する
- 最適な濃度は、通常の食事からでは得られない
従来の栄養学との違い
従来の栄養学
欠乏症でなければ、正常である
- 脚気でなければ、ビタミンB1は足りている
- 貧血でなければ、鉄は足りている
オーソモレキュラー栄養療法
潜在性の欠乏状態がある
- 生体の機能の低下、トラブルが生じる
- 至適(最適な)濃度のための必要量には、個体差が極めて大きい
オーソモレキュラー栄養療法の概念
オーソモレキュラー栄養療法の歴史
- -1960年代にアメリカ、カナダなどで始まる
オーソモレキュラー栄養療法の特徴
- 一必要な養素の量は、従来の栄養学と異なる一必要な栄養素の量は、個体差が大きい一投薬治療と異なり病気の予防や免疫の改善が得られる
- 一高濃度ビタミンC点滴療法もオーソモレキュラー栄養療法のひとつ